【冷えた身体に！冷凍うどん料理に合う香辛料の基礎知識】
冷たい風が身に染みる季節、ピリッとした辛味が後を引くアツアツのうどん料理を食べたくなる方もいるのでは？特にうどん料理に多く用いられる七味唐辛子は、うどんには欠かせない調味料の一つ。今回は、冷凍うどん料理にピッタリの香辛料をご紹介いたします。
▼味わいをランクアップする香辛料の効果とは？
香辛料には、「魚や肉の臭みを抑える」「素材の味を引き立て、辛味や香りをつける」「胃液の分泌を促し、食欲をアップさせる」等といった役割があります。
▼世界中で愛される「唐辛子」
原産地である中南米では数千年前から食されていた唐辛子。日本では唐辛子を含む7種の香辛料を混ぜた七味唐辛子が一般的ですが、そら豆に唐辛子を加えた豆板醤（とうばんじゃん）、米麹などの穀物と合わせて甘辛く仕上げたコチュジャンなども冷凍うどんとの相性は抜群。刻んだ柚子の表皮に青唐辛子と塩をすり合わせた九州の名産品「柚子胡椒（ゆずこしょう）」は、鼻に抜ける柚子のさわやかな香りとピリッとした辛味が魅力的。
▼日本古来の香味野菜「山葵（わさび）」
消化・吸収をサポートとし、食欲増進効果もある山葵は、日本の食文化に欠かせない香辛料です。冷・温うどんの和風だしにもピッタリで、刻みネギなど「王道の具材」との相性も抜群。
▼日本伝統の香辛料「山椒（さんしょう）」
ミカン科の植物の「山椒」はピリッとした独特の辛味が特徴的。うなぎの薬味としておなじみの「粉山椒」のほか、麻婆豆腐に欠かせない中国の香辛料「花椒（ほあじゃお）」、煮物の仕上げの香りづけに用いられる「木の芽」と呼ばれる山椒の葉など種類も豊富。
うどん料理に加える香辛料を変えるだけで、味の深みは広がりますね。冷凍うどんを使った料理には、ぜひお気に入りの香辛料をプラスしてみてください。
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